子孫に美田を残す可能性を金額換算すると?

2010年06月25日

(高岡 和佳子) リスク管理

資産価値のある住宅用不動産を有するものの、十分な生活資金を確保できない高齢者にとって有効な商品としてリバース・モーゲージがある。
仮に住宅用不動産の価値が高まり、融資元本を上回った状態で契約者が死亡した場合、その差額は相続人に支払われる特徴を有するため、生活資金を調達できる上に子孫に美田を残す可能性も残すことができる。しかし、子孫に美田を残す可能性を残すことで、調達可能な生活資金が相当程度制限されていることも事実である。

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