年金における配当指数の利用可能性を考える(1)

2010年06月01日

(井出 真吾) 株式

日本ではあまり聞きなれないが、『配当指数』が算出開始された。名前の通り、株式投資から得られる配当金を一定のルールで指数化したものだ。同指数の先物の上場も予定されており、配当リスクのヘッジや収益機会の拡大など年金基金にとって有効な投資対象となり得る。今回から2回に分けて、配当指数および、そのリスク・リターン特性などを紹介する。

金融研究部   主席研究員 チーフ株式ストラテジスト

井出 真吾(いで しんご)

研究領域:医療・介護・ヘルスケア

研究・専門分野
株式市場・株式投資・マクロ経済・資産形成

経歴

【職歴】
 1993年 日本生命保険相互会社入社
 1999年 (株)ニッセイ基礎研究所へ
 2023年より現職

【加入団体等】
 ・日本ファイナンス学会理事
 ・日本証券アナリスト協会認定アナリスト

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