オフィスREITの収益ボトムラインを考察する

2010年04月26日

(岩佐 浩人) 不動産市場・不動産市況

オフィス市況の低迷が長期化し、オフィスREIT(不動産投資信託)の収益変動リスクが高まっている。
そこで、ニッセイ基礎研究所の賃料推計モデルを用いてオフィスREITの収益ボトムラインを推定すると、厳しい市況下でも不動産収益の安定性維持が期待できる結果となった。
しかし、J-REITの商品性や不動産市場インフラとしての役割を考えると、不動産サイクルを見据えた財務運営のあり方など議論を深める必要がある。

金融研究部   不動産調査室長

岩佐 浩人(いわさ ひろと)

研究領域:不動産

研究・専門分野
不動産市場・投資分析

経歴

【職歴】
 1993年 日本生命保険相互会社入社
 2005年 ニッセイ基礎研究所
 2019年4月より現職

【加入団体等】
 ・一般社団法人不動産証券化協会認定マスター
 ・日本証券アナリスト協会検定会員

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