貿易統計10年2月~輸出入ともに高い伸び

2010年03月24日

(斎藤 太郎) 日本経済

■見出し

・輸出入ともに高い伸び
・リコール問題の影響は顕在化せず

■introduction

財務省が3月24日に公表した貿易統計によると、2月の貿易収支は6,510億円の黒字となり、事前の市場予想(ロイター集計:5,500億円、当社予想は6,092億円)を上回った。貿易収支は9ヵ月連続で前年よりも改善したが、輸入の伸びが前年比29.5%(1月:同8.8%)と急速に高まったため、改善幅は前月から縮小した。輸出は前年比45.3%と前月(同40.9%)に続き40%台の高い伸びとなった。季節調整済の貿易収支は4,705億円と11ヵ月連続の黒字となったが、黒字幅は前月の6,511億円から縮小した。
輸出の内訳を数量、価格に分けてみると、輸出数量が前年比46.0%(1月:同41.3%)、輸出価格が前年比▲0.5%(1月:同▲0.3%)であった。輸入の内訳は、輸入数量が前年比22.9%(1月:同2.2%)、輸入価格が前年比5.3%(1月:同6.5%)であった。

経済研究部   経済調査部長

斎藤 太郎(さいとう たろう)

研究領域:経済

研究・専門分野
日本経済、雇用

経歴

・ 1992年:日本生命保険相互会社
・ 1996年:ニッセイ基礎研究所へ
・ 2019年8月より現職

・ 2010年 拓殖大学非常勤講師(日本経済論)
・ 2012年~ 神奈川大学非常勤講師(日本経済論)
・ 2018年~ 統計委員会専門委員

レポートについてお問い合わせ
(取材・講演依頼)