クレジット市場混乱期における格付けについて

2009年10月01日

(德島 勝幸) 公的年金

関連カテゴリ

■見出し

1.クレジット市場の混乱と格付け
2.格付けアクションの事例
3.終わりに

■introduction

今回のクレジット市場の混乱において、格付会社のアクションが、さまざまな商品・局面において物議を醸すこととなった。格付会社は民間会社であり、決して無謬な存在ではないが、一種の公共財である格付けを発信するものとして、市場参加者から一定の信頼を勝ち得ていたことは否定できない。市場参加者は、公開されている格付けを盲信することなく、格付けアクションと結果を注視し、妥当性を吟味する必要がある。

金融研究部   取締役 研究理事 兼 年金総合リサーチセンター長 兼 ESG推進室長

德島 勝幸(とくしま かつゆき)

研究領域:年金

研究・専門分野
債券・クレジット・ALM

経歴

【職歴】
 ・1986年 日本生命保険相互会社入社
 ・1991年 ペンシルバニア大学ウォートンスクールMBA
 ・2004年 ニッセイアセットマネジメント株式会社に出向
 ・2008年 ニッセイ基礎研究所へ
 ・2021年より現職

【加入団体等】
 ・日本証券アナリスト協会検定会員
 ・日本ファイナンス学会
 ・証券経済学会
 ・日本金融学会
 ・日本経営財務研究学会

レポートについてお問い合わせ
(取材・講演依頼)

関連カテゴリ・レポート