真価が問われるJ-REITの収益安定性

2009年05月25日

(岩佐 浩人) 不動産市場・不動産市況

不動産投資信託(J-REIT)市場は、世界的な金融危機や不動産ファンダメンタルズの悪化により、これまでの収益安定性を維持できるかどうか真価が問われる局面を迎えている。
また、J-REITに対する資金繰り支援策など市場の安全網が整備され、環境変化に対する制度の頑健性が強化されたものの、投資主利益保護や投資主ガバナンスの強化など、市場の規律ある発展に向け残された課題もあり、議論を深めていく必要がある。

金融研究部   不動産調査室長

岩佐 浩人(いわさ ひろと)

研究領域:不動産

研究・専門分野
不動産市場・投資分析

経歴

【職歴】
 1993年 日本生命保険相互会社入社
 2005年 ニッセイ基礎研究所
 2019年4月より現職

【加入団体等】
 ・一般社団法人不動産証券化協会認定マスター
 ・日本証券アナリスト協会検定会員

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