ワシントンG20(11/14-15):国際協調をアピール

2008年11月17日

(矢嶋 康次) 金融市場・外国為替(通貨・相場)

■introduction

・最低限の「国際協調は演出」、今回会合は新興国の位置づけ、規制強化という大きな意味
ワシントンで開かれた緊急首脳会合(金融サミット)は15日、拡大する金融危機に「必要なあらゆる追加的措置」と講じる、危機再発防止に向けた市場の監督・規制強化で一致した(P2,3参照)。また来年4月末までに「今会合の決定事項をレビュー」するための会合を開催することも合意している。

総合政策研究部   常務理事 チーフエコノミスト・経済研究部 兼任

矢嶋 康次(やじま やすひで)

研究領域:金融・為替

研究・専門分野
金融財政政策、日本経済 

経歴

・ 1992年 :日本生命保険相互会社
・ 1995年 :ニッセイ基礎研究所へ
・ 2021年から現職
・ 早稲田大学・政治経済学部(2004年度~2006年度・2008年度)、上智大学・経済学部(2006年度~2014年度)非常勤講師を兼務
・ 2015年 参議院予算委員会調査室 客員調査員

第54回 エコノミスト賞(毎日新聞社主催)受賞 『非伝統的金融政策の経済分析』

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