医療費削減を担う高齢者の「財力」と「体力」

2007年09月26日

(阿部 崇)

2008年4月に一般の医療保険制度とは独立した形式で後期高齢者医療制度が創設される。
一見従来の老人保健制度から大きな変更がないようにも見える新制度ではあるが、丁寧な解釈をすれば、高齢者の財力(負担増)と体力(受給減)を前提とした医療費削減に向けた工程表、さらには社会保険制度再編の兆しが見えてくる。
新しい医療制度の概要を俯瞰するとともに、制度導入までの着目点を確認する。

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