都市計画マスタープランの実効性ある推進に向けて

2006年05月25日

(塩澤 誠一郎) 土地・住宅

1992年の都市計画法の改正により、市町村に策定が義務づけられた「市町村の都市計画に関する基本的方針」いわゆる市町村都市計画マスタープランは、既に概ね全ての市町村で策定が終了し、今後は見直しが課題になってこよう。
住民参加プロセスを経て策定されたマスタープランは、その過程で一定の成果を得た。しかし、その後の推進については多くの課題が残されている。
ここでは、マスタープランの見直しを契機に、実効性ある推進に向けた仕組みの制度化を提案する。

社会研究部   都市政策調査室長・ジェロントロジー推進室兼任

塩澤 誠一郎(しおざわ せいいちろう)

研究領域:不動産

研究・専門分野
都市・地域計画、土地・住宅政策、文化施設開発

経歴

【職歴】
 1994年 (株)住宅・都市問題研究所入社
 2004年 ニッセイ基礎研究所
 2020年より現職
 ・技術士(建設部門、都市及び地方計画)

【加入団体等】
 ・我孫子市都市計画審議会委員
 ・日本建築学会
 ・日本都市計画学会

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