ドイツにおける生命保険会社の破綻

2003年10月25日

(松岡 博司)

ドイツの生保会社は、90年代後半の株高期に株式関連投資に積極的に取り組み高い契約者配当を維持してきたが、2000年代に入ると株価下落に見舞われ大きな痛手を被ることとなった。
こうした状況下、生保会社の健全性を検証するストレステストの導入、生保安全ネット・プロテクターの設立など、いくつかの制度整備が行われたが、本年6月にはドイツ戦後初の生保破綻であるマンハイマー生命の経営破綻が発生することとなった。

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