代行制度を考える(2)

2000年10月01日

「企業年金法」の4省案では「代行なし基金」を認め、「基金型企業年金」をその受け皿にする構想のようである。他に「企業型企業年金」も選択できるが、どの制度を選択するにせよ、企業は、改めて「代行制度」の意義について真剣に問い直す必要が生じよう。また、行政サイドも、「代行制度」の問題の所在と改善策について検討を迫られるだろうが、厚生年金本体の民営化の議論を避けられないと考えられる。

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