代行制度を考える(1)

2000年09月01日

昨年末に経済団体から「代行返上」論が高まったが、厚生年金基金制度の根幹が揺れている。いうまでもなく、「代行制度」は、厚生年金保険と企業年金を結合させる重要な仕組みであるだけに、その存亡は、わが国における年金制度体系に大きな影響を及ぼす。したがって、確定拠出年金制度との関係も含めて、将来の年金体系のあり方を真剣に考える時期に来ている。

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