失業率4%が意味するもの

1998年09月25日

(斎藤 太郎) 日本経済

日本の失業率は今年の6月には4.3%と過去最悪を記録した。
長期的な失業率の上昇は、労働市場の構造的な要因によるところが大きい。
しかし、最近の失業率上昇の主因は景気の大幅な悪化であり、当面は景気悪化と失業率の悪循環を食い止めることが重要である。

経済研究部   経済調査部長

斎藤 太郎(さいとう たろう)

研究領域:経済

研究・専門分野
日本経済、雇用

経歴

・ 1992年:日本生命保険相互会社
・ 1996年:ニッセイ基礎研究所へ
・ 2019年8月より現職

・ 2010年 拓殖大学非常勤講師(日本経済論)
・ 2012年~ 神奈川大学非常勤講師(日本経済論)
・ 2018年~ 統計委員会専門委員

レポートについてお問い合わせ
(取材・講演依頼)

関連カテゴリ・レポート