山梨 恵子()
研究領域:
研究・専門分野
■要旨
介護、医療、地域住民など、様々な人による手作りの「認知症カフェ」が拡がりはじめている。認知症カフェは、単に、認知症の人やその家族の居場所を確保するという役割だけでなく、認知症の人と地域住民との垣根を取り除いたり、本人・家族が抱えている生活課題をすくい上げたりしながら、当時者ニーズに対応する社会資源につなげていくコーディネート機能も発揮する。今後、認知症の人の「住み慣れた地域での継続的な暮らし」を支える新たな社会資源として、市区町村ごとに整備されていくことが期待される。
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