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中国経済:下値模索の上海総合と上値模索の創業板
2013年07月29日
(三尾 幸吉郎)
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中国の代表的株価指数である上海総合は冴えない値動きをしているが、中国版ナスダックとも呼ばれる深?の創業板は、史上最高値まで僅かのところまで上昇してきた。
上海総合の値動きが冴えない背景には、長期的成長見通しの低下や2007年のバブル膨張とその後の崩壊で生じたデッドストックが上値を重くしている面もあるが、中国の最高指導部が構造改革に邁進していることもアゲインストの風になっている。
一方、中小ベンチャー企業が多い創業板は、最高指導部の構造改革推進がフォローの風となっており、新たなビジネスモデルを構築して業績を伸ばし次世代の中国経済を牽引する企業に育つのか、それとも期待外れに終わってしまうのか、今後の創業板の動きはマクロ経済を占う上でも要注目である。
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