米4月住宅価格は前年比12.1%と7年ぶり高率~今後は金利上昇の影響を注視へ

2013年06月26日

(土肥原 晋)

4月ケース・シラー20都市指数は、季節調整後で前月比1.7%と15ヵ月連続で上昇、前年比では12.1%と7年ぶりの高い伸びとなった。一方、4月FHFA月例指数は前月比0.7%、前年比7.4%と上昇、前月・前年比とも15ヵ月連続の上昇を見せた。

堅調な住宅関連指標を背景に、価格上昇は加速し全米的な広がりを見せている。ただ、最近の住宅ローン金利の上昇が上昇傾向を弱める可能性もあり、今後の動向が注目される。

レポートについてお問い合わせ
(取材・講演依頼)