米3月住宅販売、新築増加も中古は減少~前年比では新・中古とも二桁増を持続

2013年04月25日

(土肥原 晋)

3月の米住宅販売は、前月比では新築一戸建てが増加した一方、中古販売は減少したが、いずれも小幅の動きに留まった。前年比では、それぞれ18.5%、10.3%といずれも二桁の伸びとなるなど回復傾向を維持している。また、月間販売比でみた在庫月数は、新築販売で4.4ヵ月分、中古販売で4.7ヵ月分といずれも前月から増加した。ただ、それぞれ住宅ブームだった2005年以来の低水準に落ち込んでおり、特に中古市場では、在庫逼迫が販売の抑制要因となっている。

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