三尾 幸吉郎()
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○ 中国では、来週15日(月)に1-3月期の国内総生産(GDP)が発表される。中国経済は海外経済の低迷や内需の不振を受けて長らく減速傾向にあったが、昨年10-12月期の実質GDP成長率が前年同期比7.9%と前四半期の同7.4%を上回るなど、昨年後半には景気回復が鮮明になってきた。年明け後の統計を見ると、消費は勢いに欠けるものの輸出・投資を牽引役に回復基調を維持しており、今回発表される1-3月期は8%程度と前四半期をやや上回ると予想している。
○ また、今回の発表では、「前期比で2%以上の成長が持続するか」、「第三次産業が第二次産業の伸びを上回るか」の2つのポイントにも注目したい。
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