米12月住宅販売は増勢一服の動きながら、前年比は堅調維持

2013年01月28日

(土肥原 晋)

12月の米住宅販売では、前月比では新築一戸建て、中古販売ともに減少に転じた。ただし、前年比では、それぞれ8.8%、12.8%と堅調な伸びを維持するなど回復傾向が続いている。また、前年比の12月販売価格も、新築13.9%、中古11.5%と上昇傾向にあるなど、販売減は一時的で、住宅市場の改善は持続していると思われる。ただ、これまでの落ち込みが顕著なだけに現状水準は低く、平常水準へ回復には時間を要しよう。

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