「投資家にとっての赤字企業」はPBR1倍割れが当然

2012年11月01日

(川北 英隆)

日本の株式市場ではPBR(株価純資産倍率、時価総額/純資産)の1 倍割れが続き、企業の解散価値以下での株式購入が可能である。しかし、企業の解散は現実的ではない。企業の収益力が低く、調達資金のコストを下回っているため、投資家はPBR1倍割れを無視している。

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