今年5月、経済協力開発機構(OECD)が「より良い暮らし指標」(Better Life Index)のアップデート版を公表した。昨年同様、「住宅」、「収入」、「雇用」、「コミュニティ」、「教育」、「環境」、「ガバナンス」、「健康」、「生活満足度」、「安全」、「ワークライフバランス」の11分野の指標を使って「幸福度(well-being)」を測るものである。今年はロシアとブラジルを加えた36カ国を対象に、ジェンダーギャップや社会経済的地位(socio-economic status)による不平等に関するデータも統合されている。