中国GDP統計:成長率は8.1%へ鈍化も、急ブレーキは緩む

2012年04月16日

(三尾 幸吉郎)

○ 先週末発表された2012年1-3月期の成長率は、実質で前年同期比8.1%増と事前の予想を下回った。前四半期の同8.9%増と比べると0.8ポイントの大幅低下であり、今後に不安を残す結果となった。

○ 今回発表では、過去の前期比の統計が改訂された。昨年10-12月期の急ブレーキがより鮮明となり、今年1-3月期は前四半期と比べるとブレーキの掛かり方は弱まり、小康状態となってきた。

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