土肥原 晋()
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1月住宅価格指数では、ケース・シラー20都市指数、FHFA月例指数とも前年比のマイナスが続いた。特に、ケース・シラー指数では金融危機後のボトムを割り込んだ推移が続く。なお、季節調整後値の前月比では、両指数とも横ばいとなった。住宅市場は、景気の回復傾向の中で、低金利等で購入余裕度が高水準にある一方、差し押さえ物件増や貸出し基準の強化が続いている。当面、住宅価格の低迷が続きそうだ。
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