米12月ISM指数は、製造業・非製造業とも上昇

2011年01月06日

(土肥原 晋)

■見出し

・製造業指数は57.0と7ヵ月ぶりの水準、非製造業指数は57.1の高水準に上昇
・製造業各指数では、生産・新規受注等の主要指数が大幅上昇:各指数別内訳の動向
・非製造業各指数では、事業活動・新規受注指数が大幅上昇

■introduction

米景気回復の加速が観測される中、12月ISM指数は、製造業PMIが57.0と前月比0.4ポイント上昇、非製造業NMIが57.1と同2.1ポイント上昇した。これにより、製造業指数では景況感の分かれ目となる50を17ヵ月連続で、非製造業では12ヵ月連続で維持したこととなる。
なお、製造業の内訳では、生産・新規受注指数の上昇がPMIを押し上げ、非製造業では事業活動・新規受注指数が大幅に上昇するなど、いずれも主要指数の貢献が大きかった。

レポートについてお問い合わせ
(取材・講演依頼)