米8月ケースシラー住宅価格が続落~差し押え物件増等の影響が続く

2010年10月27日

(土肥原 晋)

■見出し

・8月「20都市指数」が連月の前月比下落~18都市が下落へ:ケース・シラー指数の動向
・FHFA月例指数では、前月比0.4%と3ヵ月ぶりの上昇:FHFA指数の動向

■introduction

S&P社が10月26日発表した8月のケース・シラー20都市住宅価格指数は前月比▲0.3%下落、一方、同日発表のFHFA(連邦住宅金融局)による8月住宅価格指数は前月比0.4%の上昇となった。ケース・シラー指数は連月の下落、FHFA指数は3ヵ月ぶりの上昇となる。もっとも、前年比では、ケース・シラー指数が1.7%、FHFAが▲2.4%と逆の動きとなる。
単月の動きは上下が見られたものの、全体的には、住宅減税の終了で販売市場が冷え込んでいる影響で弱めの推移が続いている。割安な価格で売り出される差し押え物件の増加や高水準の在庫が住宅市場を圧迫しており、住宅価格は弱含みの推移が続きそうだ。

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