土肥原 晋()
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研究・専門分野
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■見出し
・製造業指数は3ヵ月連続の低下も、非製造業指数は予想外の上昇に
・製造業では、6指数が上昇~雇用指数が58.6と全指数の最高値に:各指数別内訳の動向
・非製造業各指数では、雇用指数を含む3指数が上昇、5指数が下落
■introduction
米景気に減速の見方が広がる中、7月ISM指数は、製造業PMIが前月比▲0.7ポイント(55.5)と低下した半面、非製造業NMIでは同0.5ポイント(54.3)と上昇した。
非製造業指数の上昇に加え、低下を見せた製造業の内訳でも、上昇した指数の数が過半を占めるなど下げ渋りの動きが窺われるなど、ギリシャ危機からの立ち直りの動きが窺われる。
特に、製造業、非製造業ともに、主要な構成指数である雇用指数が上昇を見せており、これまで景気回復の最大の障害ともなっている雇用動向(今週金曜発表予定)への影響が注目される。
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