土肥原 晋()
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■見出し
・速報値との比較では、0.2%ポイントの下方修正に:改定値の概要
・前期との比較で、個人消費の改善が目立つ状況は不変
・需要項目別の動向は以下の通り
■introduction
5月27日に米商務省より発表された1-3月期実質GDP(改定値)は、3.0%(前期比年率:以下も同じ)となり、速報値3.2%から0.2%ポイント下方修正された。市場では3.4%への上方修正を見込んでいた。
速報値からの下方修正については、個人消費の伸びが同3.6%から3.5%へ、設備投資の伸びが同4.1%から3.1%へと縮小、輸入の伸びが上方修正されて純輸出の寄与度のマイナスが拡大したこと等が挙げられる。
なお、今回改定値では、全般的に下方修正されたものが多く、半面、成長にプラスとなる修正が見られたのが、在庫投資の寄与度が同1.65%と拡大(速報値は同1.57%)したこと、輸出の伸びの上方修正等に留まる (図表-1)。
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