男女のおひとりさま不安

2009年05月25日

(栗林 敦子)

■目次

1--------注目される「おひとりさま」
2--------女性は早くから「おひとりさま」リスクを実感
3--------男女で異なる中高年「おひとりさま」不安 
4--------求められる男性「おひとりさま」向け施策

■introduction

2007年に東京大学教授の上野千鶴子氏が著した「おひとりさまの老後」(法研)がベストセラーになり、「おひとりさまの『法律』」(中澤まゆみ著、法研)、「おひとりさまマガジン」(文藝春秋)など、女性が自立して「1人で生きる」ための指南書が多数出版されている。2008年11月にはマガジンハウスの「an・an」まで「おひとりさまで生きていくつもり?」という特集を組み、女性にとって「おひとりさま」は老若問わず注目されるイシューとなっている。
しかし、2008年に発表された「日本の世帯数の将来推計」(国立社会保障・人口問題研究所)では、2030年に50代、60代の男性も、ほぼ4人に1人が単身者になると推計されており、「おひとりさま」は男女を問わないイシューとなったといえよう。

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