研究領域
経済
米国経済
米国経済見通し~金融不安で、強まる景気の下ぶれ警戒
2008年09月19日
(土肥原 晋)
関連カテゴリ
経済予測・経済見通し
Weekly エコノミスト・レター
米国経済
<米国経済の見通し>
米国経済では、サブプライム問題の影響による金融・信用不安や住宅主導の景気減速が続き、住宅価格下落、雇用減少等が、消費者マインドを冷え込ませ、自動車販売が不振を深めるなど、消費支出の悪化・抑制要因が増加している。
設備投資環境もさらに悪化しており、4-6月期GDPを押し上げた輸出についても、海外経済の減速で今後は伸び悩みが予想されている。
金融業界は住宅金融問題の深刻化で再編の渦中にあり、株価下落や信用不安が強まり、景気下ぶれリスクを高めている。原油価格下落によりインフレ圧力が緩和すれば、FRBの利下げ再開も具体化する可能性が強い。
住宅市場の底打ちは来年半ばと見られ、景気の回復は2009年後半にずれ込もう。年間の成長率は2008年1.7%、2009年1.0%と予測される。
基礎研 Report Head Line
メルマガ配信中!
各種レポート配信をメールでお知らせ。
読み逃しを防ぎます!
最新トピック
について
会員向け無料Webセミナー
を定期的に開催中!
開催詳細をメールでご案内します!
あなたに役立つ情報をお知らせします!
今すぐメルマガ登録
土肥原 晋
()
研究領域:
研究・専門分野
レポートについてお問い合わせ
(取材・講演依頼)
関連カテゴリ・レポート
経済予測・経済見通し
Weekly エコノミスト・レター
米国経済