研究領域
経済
個人消費
消費者物価を押し上げる生活必需品
2008年05月09日
(篠原 哲)
関連カテゴリ
消費者物価指数(CPI)│日本
個人消費
Weekly エコノミスト・レター
日本経済
消費者マインドが悪化している理由のひとつとして、最近の物価上昇の影響が挙げられる。物価の上昇は、現状のように賃金が伸び悩むなかでは、家計の所得を実質的に減少させ、消費者の購買意欲を冷やすことになる。さらに価格が上昇した品目が、生活の必需品であればあるほど、家計も物価上昇を実感することになり、消費への悪影響も大きくなる可能性があろう。
消費者物価指数の品目特性別指数の動向からは、必需性の高い品目(基礎的支出項目)、および購入頻度の高い品目の価格上昇が、足元のCPI上昇率を押し上げていることが確認できる。生活必需品のなかでも購入頻度の高い品目の価格が上昇していることが、家計の物価上昇への負担感を高め、消費者マインドを悪化させている要因のひとつと考えられる。
基礎研 Report Head Line
メルマガ配信中!
各種レポート配信をメールでお知らせ。
読み逃しを防ぎます!
最新トピック
について
会員向け無料Webセミナー
を定期的に開催中!
開催詳細をメールでご案内します!
あなたに役立つ情報をお知らせします!
今すぐメルマガ登録
篠原 哲
()
研究領域:
研究・専門分野
レポートについてお問い合わせ
(取材・講演依頼)
関連カテゴリ・レポート
消費者物価指数(CPI)│日本
個人消費
Weekly エコノミスト・レター
日本経済