英国にみる積立基準と会計基準の収斂

2008年05月01日

(臼杵 政治)

英国の2004年年金法の積立基準では、(1)会計基準(IAS19またはFRS17)による債務額、(2)保険会社による債務引受(バイアウト)を想定した場合に支払うべき保険料、を掛金拠出計画が適正かどうかの判断基準に取り入れた。積立目標が明確になり、債務の金利リスクヘッジが容易になるなどのメリットがあり、日本への示唆も小さくはない。

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