日本企業における人的資源管理の現状と課題

2008年03月26日

(小本 恵照)

今年1月に実施したニッセイ景況アンケートによると、雇用する人材に対して、企業は「向上心・積極性」と「コミュニケーション能力・協調性」を重視している。
新規採用者の質については「向上した」と「低下した」という見方が拮抗している。また、4割の企業が、団塊世代の退職によるマイナスの影響があると回答している。
人材育成上の課題については、「育成スキルの不足」と「若手を育成する社員の余裕」を挙げる企業が多く、人事政策上の課題については「優秀な人材の確保」という企業が圧倒的に多い。

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