篠原 哲()
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■見出し
・12月末累計の一般会計税収は前年同期比3.0%の増加
・補正予算案に対する12月末累計の進捗割合は52.7%
■introduction
2月1日、財務省より2007年12月末の一般会計の税収実績が公表された。12月単月の一般会計の税収は、前年同月比▲5.3%減の2兆8796億円となった。税収の内訳は、所得税が同▲9.5%減の1兆1994億円、法人税が同9.0%増の2802億円、消費税が同▲10.4%減の5594億円であり、所得税と消費税の減少が、全体の税収を押し下げた格好だ。
12月末累計の一般会計の税収は27兆6708億円と、前年同期よりも3.0%の増収となった。内訳を見ると、所得税は前年同期比で4.2%増加している。雇用者数が増加していることや、定率減税の廃止などの増税による影響も、税収増に寄与していると考えられる。
法人税についても、企業収益の改善を受けて、前年同期比6.8%と税収が増加する傾向が続いている。消費税は、前年同期比で▲3.6%の減少となっている。
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