米国:高水準の在庫が懸念される7月住宅販売

2007年08月28日

(土肥原 晋)

■見出し

・7月新築住宅販売は持ち直しの動き
・7月中古住宅販売戸数は約5年ぶりの低水準~在庫悪化も懸念
・7月新規住宅着工が10年半振りの低水準に急減少
・8月サブプライム住宅ローン問題の波及が注視される局面に

■introduction

7月の一連の住宅関連指標が発表された。新築が持ち直しの動きを見せたのに対し、中古販売は5ヵ月連続の減少とまちまちの動きを見せた。いずれも、市場予想を上回ったものの販売水準は低く、特に中古住宅の在庫が急増を見せるなど、さらなる住宅市場の調整が予想される。また、販売状況の悪化により住宅着工の落ち込みも急速である。今後、8月以降の指標には、最近のサブプライム住宅ローン問題の拡大による金融市場の混乱の影響が出てくるため、一段の悪化も懸念され、その動向が注目される。

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