日本企業のCSR活動の現状と今後の課題

2007年03月26日

(小本 恵照)

今年1月に実施したニッセイ景況アンケートによると、57%の企業がCSRを意識した取組を行っている。取組み内容では、「法令遵守」「環境への配慮」が圧倒的に多く、取組開始時期は3年以内という企業が多い。

自社のCSR活動に満足している企業は35%であり、「予算・人員」などの面で不満が見られる。CSRに配慮した金融のあり方などについては、全企業の45%が関心を持っている。

また、84%もの企業が、今後CSRの取組みが企業評価上重要な指標になると考えている。
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