デフレ脱却後の企業行動を展望する

2006年09月25日

(小本 恵照)

今年7月に実施したニッセイ景況アンケートによると、約半数の企業が、緩やかなインフレ(1~2%程度)は経営にとって望ましいと考えていることが判明した。
日本銀行のゼロ金利解除に伴う借入金利の上昇については、過半数の企業が2007年3月までに0.5%以上の上昇を予想している。
9割以上の企業は今回の景気回復が「いざなぎ景気」を超えると見るなかで、約3割の企業が借入を増やす計画と回答、また、約2割の企業は経営戦略を積極経営に転換する見込みである。

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