米国経済動向~利上げ停止は、今後の指標次第に

2006年04月21日

(土肥原 晋)

<米国経済の動き>

  1. 1-3月期の実質GDPは、10-12月期減速の反動や暖冬の影響もあって、やや上振れると予想され、前期比年率では4%台後半~5%が市場のコンセンサスとなっている。しかし、その後の景気は、金利上昇を受けて次第に減速に向かうと見られるのに加え、最近の原油・ガソリン価格高騰の再燃等も景気減速要因として浮上してきている。
  2. こうした中、FRBは3/27・28のFOMCでFF金利の目標水準を4.75%に引上げた。FRBは引続きインフレ圧力を懸念しており、なお1~2回の利上げが見込まれているが、一方では、金融引き締めの行き過ぎを懸念しており、経済指標を睨みながら利上げ打ち止め時期を模索する動きとなろう。
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