佐々木 進()
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国内債券(固定利付債)の代替として、絶対収益追求型ファンド、変動利付国債、ヘッジ付外債などを採用し、金利上昇リスクを一部軽減しようとする動きが盛んである。その背後には、「単年度毎の予定利率(絶対収益)確保」を重視している運用スタンスも垣間見える。金利局面に応じた資産配分のあり方を考えるにあたって、今回はまず、予定利率と長期金利の関係を再考し、年金運用の原点をどこに置いたらよいか検討してみたい。
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