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米国経済動向~1-3月期の景気堅調で利上げも持続の可能性
2006年02月24日
(土肥原 晋)
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<米国経済の動き>
10-12月期の実質GDPは、前期比年率+1.1%と市場予想の同+2.8%を大きく下回った。しかし、これは7-9月期に急増した自動車の反動減によるところが大きく、景気の減速は一時的と思われる。
2006年に入ってからの経済指標は概ね堅調である。1月の暖冬により、小売売上高や住宅着工が上振れする半面、電力・ガスの消費減で生産指数が減少するなど、まちまちな動きも見られるが、ハリケーンからの復興需要の本格化で成長率が回復するとの見方に変わりはない。
こうした中、FRBは1/31のFOMCでFF金利の目標水準を4.5%に引上げた。FRBは引続きインフレ圧力を懸念しており、なお1~2回の利上げが見込まれている。今後は、2月に就任したバーナンキ新議長の金融政策の舵取りが注目されるところだ。
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