年金会計基準再考(3)さらに揺れる会計基準

2005年10月01日

(臼杵 政治)

数理計算上の差異の即時認識だけでなく、(1)基礎率やキャッシュフローに関連する開示事項を充実させる、(2)年金資産・債務の差額でなく、総額を連結財務諸表に計上する、(3)キャッシュバランスプランの扱いを改める、など会計基準の変革が、グローバルに進展している。今後の制度設計・運営に当たっては、これらの動きへの目配りが欠かせない。

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