変貌を迫られる株式アクティブ運用

2005年09月25日

(佐々木 進)

機関投資家の株式アクティブ運用は、(1)株式市場が先行き不透明、かつ(2)「従来型」のままでは運用成績が市場動向に大きく左右される、という現状の下、運用力をクローズアップした「アルファ重視型」への変貌を迫られている。
具体的には、投資銘柄数を絞り込み長期保有する「フォーカス(集中)投資」や、個別銘柄の空売り禁止制約を取り払った「絶対収益追求型」投資が新たな選択肢となる。ただし、その実践にあたっては、自らの運用力の冷徹な見極めが前提条件であることを忘れてはならない。

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