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最近の米国経済動向 ~懸念される「ソフトパッチ」の再来
2005年04月22日
(土肥原 晋)
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<米国経済の動き>
4/28発表予定の1-3月期の成長率は、個人消費、設備投資とも堅調な推移が続いていたことから、一時は年率4%接近が予想されていたものの、3月の小売売上高の発表後は、ガソリン価格高騰等の影響を受けた消費鈍化が懸念されるようになった。
市場では、昨年4-6月期以降にみられたソフトパッチを懸念している状況であるが、昨年と異なるのは、インフレリスクの高まりである。また、昨年6月に始まったFRBの利上げは計7回に達しており、今後の利上げについては、これまで以上に影響度を強めていくことが予想され、FRBの金融政策の舵取りに対する注目度は、一層強まるものと思われる。
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