少子化対策から次世代育成支援へ

2005年03月25日

(土堤内 昭雄)

2004年12月に少子化社会対策大綱の重点施策の具体的な実施計画を示した「子ども・子育て応援プラン」が発表された。
05年3月には次世代法に基づく企業の行動計画の策定期限を迎え、この1年間に少子化対策は大きく進捗した。
これまでの少子化対策が次世代育成支援と位置づけられ、人口減少社会における少子化を巡る政策議論が「数」から「質」へ、施策対象を社会全体へと拡げながら、わが国の少子化政策は「子育ての社会化」の時代に向けて動き出した。

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