フランチャイズ加盟店の経営実態と成功条件

2005年02月25日

(小本 恵照)

フランチャイズ・ビジネスは堅調な拡大を続けているが、個々の加盟店にとって、フランチャイズへの加盟は、必ずしも事業の成功を約束するものではない。
加盟動機や開業準備の内容等を分析すると、(1)本部(フランチャイザー)への依存が強い、(2)斯業(しぎょう)経験がない、(3)開業準備が不十分である、(4)安易な開業が多い、といった特徴を持つ加盟者に失敗の傾向がみられることが判明した。
フランチャイズ加盟で成功するには、対人コミュニケーション能力を高めた上で、過去の経験・知識が活かせる事業を選び、自らに厳しい姿勢で事業に臨むことが重要である。

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