地域が支える「もの忘れ老人」

2004年07月25日

(山梨 恵子)

現在、要支援・要介護認定者の約半数に痴呆の症状が現れている状況であり、高齢者介護における痴呆性高齢者対策は重点課題となっている。
2006年度介護保険制度改正に向けては、痴呆高齢者ケアの確立、日常生活圏域を基本としたサービス体系、在宅介護を支援する24時間365日の支援体制の整備などに関する議論が行われており、痴呆介護の機軸は地域ケアに向けられているといえる。
本稿は、痴呆ケアに取り組む先駆事例を通して、地域が果たすべき役割について考察する。

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