日本の「企業の社会的責任」の系譜(その1)

2004年04月25日

(川村 雅彦)

「企業の社会的責任(CSR)」は、わが国の企業経営において古くて新しいテーマである。
実は50年前から議論されており、日本企業は不祥事と反省・自戒をほぼ10年ごとに繰り返している。商法も時代ごとの企業批判を経てたびたび改正されてきた。
現代におけるCSR概念については、「経営の誠実さ」と4つの「企業価値(市場、環境、従業員、社会)」にまとめることができる。

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