増加する中高年創業の特徴と経済的意義

2004年02月25日

(小本 恵照)

90年代以降、創業に占める中高年創業の割合が高まっている。
中高年創業には、(1)雇用の延長と位置づける「準雇用」的開業が多い、(2)資金的に余裕のある開業が多い、(3)経営者的性格を持った起業者が多い、という特徴がみられる。
また、雇用の創出、日本経済の活性化、開業率向上の牽引車という、経済的意義が中高年創業にはあると考えられる。ただし、開業後の業績が若年者の創業に比べ不冴えであるといった課題も残されている。

レポートについてお問い合わせ
(取材・講演依頼)

関連カテゴリ・レポート