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冬のボーナス消費~二次QE後経済見通し
2003年12月11日
(櫨(はじ) 浩一)
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<2003年度2.0%、2004年度は1.5%成長>
冬のボーナスは、民間企業では一人当たり金額が前年比で久しぶりに増加するものの、公務員は支給月数が減少となる。社会保険料の負担増などで、冬のボーナスの手取りは減少し12月の消費支出にマイナスの影響が出るだろう。
12月4日発表の2002年度GDP確報、9日発表の7-9月期第二次速報(二次QE)をもとに、11月19日に発表した2004年度経済見通しを修正した。2003年度は、外需の伸びと設備投資主導による内需の増加で実質経済成長率は2.0%となるが、2004年度は、外需の鈍化などで1.5%成長に減速すると予測する。
物価の下落基調が続きGDPデフレーターの低下が止まらないため、名目成長率は2003年度は▲0.2%、2004年度も▲0.3%のマイナス成長となるだろう。
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