2002年08月25日
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90年代はディスインフレの時代となったが、先進諸国経済のパフォーマンスは概して良好で、日本のみが著しい不振に陥ったのは、バブル崩壊の後遺症による面が大きい。 日本経済が立ち直るためには、設備、雇用、債務に見られる企業部門の3つの過剰問題の解消が必要である。 しかし過剰債務については改善の方向にあるものの、設備、雇用の過剰解消は進みにくく、今後も景気の下押し要因となるだろう。
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