企業の利潤率格差は時の経過とともに解消するか?

2001年11月25日

(小本 恵照)

製造業1,056社を対象に、1976年度から1999年度までの24年間の利潤率推移を分析すると、1976年時点に高い利潤率を示していた企業は、その後も長期間にわたり高い利潤率を示すことが多いことが明らかとなった。
その要因としては、(1)企業が属する産業、(2)自己資本比率、(3)外国人株主比率が挙げられるが、経営者の能力、従業員の資質、経営ノウハウ、企業風土といった企業固有の経営資源も少なからぬ影響を与えているとみられる。

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